ウインブライト産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ウインブライトの産駒が中央で走り始めたのは2024年です。産駒数も増え、芝のマイル前後という主戦場と、中団から差せる強さが見えてきました。どの条件で人気以上に走り、どこで足りないのかを、距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から実測でまとめます。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
- 対象
- JRA10場・平地(芝・ダート)
- 集計期間
- 2024〜2026年
- 産駒の出走
- 延べ632走(96頭)
- 初出走の年
- 2024年
ウインブライト産駒の現在地
初めて産駒が走ったのは2024年。2025年には303走を数え、2026年も8月までに202走に達しました。出走のほとんどは芝で、ダートを使う産駒は限られます。これから頭数が増えていく血なので、ここに挙げる傾向も変わる可能性があります。
| 年 | 産駒の出走 |
|---|---|
| 2024年 | 127 |
| 2025年 | 303 |
| 2026年 | 202 |
延べ出走数。2026年は8月までの集計です。
以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。
距離でみる産駒
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 90 | 26.7% | +3.0 |
| 芝 1401〜1800m | 258 | 24.0% | +4.9 |
| 芝 1801〜2200m | 153 | 19.0% | -0.1 |
| 芝 2201m〜 | 43 | 34.9% | +2.7 |
| ダート 〜1400m | 29 | 17.2% | +1.2 |
| ダート 1401〜1800m | 56 | 12.5% | -3.6 |
得意は芝の1401〜1800mです。複勝率24.0%で、人気との比較でも上積みが残りました。1400m以下でも26.7%あり、こちらも人気以上に走れています。芝で一段落ちるのが1801〜2200mの19.0%で、2201m以上の34.9%とは対照的な数字になりました。苦手はダートの1401〜1800mで、12.5%どまりです。
コースでみる産駒
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 福島・芝1200m | 16 | 43.8% | +16.4 |
| 函館・芝1800m | 15 | 53.3% | +16.2 |
| 福島・芝2000m | 16 | 37.5% | +15.9 |
| 新潟・芝1800m | 27 | 29.6% | +14.8 |
| 中京・芝2000m | 13 | 30.8% | +8.5 |
| 小倉・芝1800m | 11 | 9.1% | -22.0 |
| 中山・芝2000m | 41 | 7.3% | -7.3 |
| 中山・ダート1800m | 19 | 10.5% | -5.0 |
| 中山・芝1600m | 26 | 7.7% | -4.8 |
| 新潟・芝1600m | 12 | 8.3% | -4.5 |
上位は芝のコースが並びました。福島の芝1200mは43.8%、函館の芝1800mは53.3%、福島の芝2000mは37.5%。そのなかで新潟の芝1800mは27走と比較的出走数が多く、複勝率29.6%、人気以上+14.8を残しています。中京の芝2000mも30.8%で上位に続きました。反対に下位は小倉の芝1800mの9.1%を先頭に、中山が3条件並びます。芝2000mは41回走って7.3%、ダート1800mは10.5%、芝1600mは7.7%です。コースごとの出走は多くても40回台なので、いまは大まかな傾向として押さえる段階です。
※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。
馬場状態でみる産駒
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 461 | 23.6% | +3.0 |
| 芝 稍重 | 70 | 24.3% | +2.6 |
| 芝 道悪 | 13 | 30.8% | +6.5 |
| ダート 良 | 54 | 11.1% | -4.0 |
| ダート 稍重 | 21 | 4.8% | -6.1 |
| ダート 道悪 | 13 | 38.5% | +12.2 |
芝は良で23.6%。稍重でも24.3%と落ちず、少しの雨で評価を変える必要はありません。ダートの稍重は4.8%まで下がり、良の11.1%からさらに落ち込みました。重・不良では38.5%と跳ね上がりますが、走ったのはまだ13回です。
▶ 芝の道悪に強い血統は別記事で実測しています:芝の道悪(重・不良)に強い血統|父系・種牡馬・母父・クロスを実測
脚質でみる産駒
| 脚質 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 33 | 36.4% | -3.9 |
| 芝 先行 | 160 | 36.9% | +2.8 |
| 芝 差し | 188 | 27.1% | +7.2 |
| 芝 追込 | 160 | 3.8% | -2.2 |
| ダート 先行 | 18 | 38.9% | +3.9 |
| ダート 差し | 30 | 13.3% | +1.1 |
| ダート 追込 | 36 | 0.0% | -4.1 |
芝の差しが27.1%で、人気との比較でも大きな上積みが残りました。先行の36.9%も人気以上で、前でも中団でも戦えます。落ちるのは芝の追込で3.8%。同じ後方でも差しと追込でこれだけ開くのは、はっきりした特徴です。ダートの追込は36回走って3着以内がありません。
クラスでみる産駒
| クラス | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 81 | 14.8% | -0.5 |
| 芝 未勝利 | 324 | 24.1% | +3.7 |
| 芝 1勝クラス | 92 | 32.6% | +6.8 |
| 芝 2勝クラス | 23 | 26.1% | -1.6 |
| 芝 重賞 | 13 | 15.4% | +2.0 |
| ダート 未勝利 | 65 | 16.9% | +2.1 |
| ダート 1勝クラス | 19 | 5.3% | -12.1 |
新馬戦より、未勝利・1勝クラスで数字が上がっています。芝の新馬は14.8%ですが、未勝利では24.1%、芝の1勝クラスでは32.6%まで伸びました。未勝利も1勝クラスも、人気との比較で上積みが残っています。ダートは1勝クラスが5.3%ですが、走ったのはまだ19回です。
ウインブライトと相性の良い母父
同じ母の父を持つ馬を、父がウインブライトかどうかで分けて突き合わせました。母父をそろえることで母父による差は抑えていますが、父そのものが入れ替わる比較でもあるため、配合だけの効果を示すものではありません。産駒がまだ少ないため、取り上げられる母の父は限られます。
ロージズインメイ
(父:ウインブライト × 母父:ロージズインメイ)
母父がロージズインメイの馬で比較すると、父がウインブライトの馬は複勝率33.3%。父がウインブライトでない馬の23.2%を大きく上回っています。
芝の良馬場、特に芝の1401〜1800mでは好成績です。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 13 | 30.8% | -0.4 |
| 芝 1401〜1800m | 27 | 51.9% | +18.3 |
| ダート 1401〜1800m | 15 | 20.0% | -2.1 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 36 | 30.6% | +3.2 |
まとめ
- 産駒が走り始めたのは2024年。出走のほとんどは芝です。
- 得意は芝の1401〜1800m。複勝率24.0%で、人気との比較でも上積みが残ります。
- 芝の差しが27.1%。中団からでも人気以上に走れています。
- 芝の追込は3.8%。同じ後方でも差しとは大きく開きます。
- デビュー戦より未勝利・1勝クラスで上昇。芝の新馬は14.8%、1勝クラスでは32.6%です。
- 相性の良さが目立った母の父は以下の1頭。
- ロージズインメイ:芝の良馬場、特に芝の1401〜1800mでは好成績です。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2024〜2026年、ウインブライト産駒の出走延べ632走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







